はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。
すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
わが魂よ、おまえの平安に帰るがよい。 主は豊かにおまえをあしらわれたからである。
これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。
その国々の民のうちであなたは安きを得ず、また足の裏を休める所も得られないであろう。主はその所で、あなたの心をおののかせ、目を衰えさせ、精神を打ちしおれさせられるであろう。
雲のように飛び、 はとがその小屋に 飛び帰るようにして来る者はだれか。
そのうちの、のがれる者は谷間のはとのように山々に行って、おのおの皆その罪のために悲しむ。
ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、
それから七日待って再びはとを箱舟から放った。